あのね、







「わ、違うのっ
沙織ちゃんのせいじゃないよ」







わたしは慌てて首を振った







「落ち込んでても仕方ないっ
時間は少なくなっちゃったけど、
沙織ちゃんともっと話してみたかったし
今は楽しもうっ?」







こんな状況だけど
しんみりしてこの校外学習を終えるのは
死んでも嫌だっ







「そうだね…っ」






沙織ちゃんもなんとか笑ってくれて
わたし達は
何度目かの気を取り直して
中華街を回ることにした