あのね、









「…っ」





五十嵐くんの言葉に
沙織ちゃんがぴくりと震えた








男が嫌い…?
沙織ちゃんが…?







「役に立たなかったのは
どっちなのかな?」







「五十嵐くんっ!
誰にでも嫌いなものはあるよ
それに今だって
私をかばってくれたもんっ」







沙織ちゃんだって頑張ったのに
五十嵐くんの言い方はひどすぎるっ






精一杯五十嵐くんを睨むと
五十嵐くんはそのまま
どこかへ行ってしまった