あのね、






中華街までは地図を見ながら歩いた






でも…




「あれ?
ここ曲がったら中華街って…」




「琴葉ちゃん、こっちじゃない?」





「でも、そっちは来たところだよ?」






わたしは極度の方向音痴で
沙織ちゃんも地図は詳しくないらしく…




迷ってしまいました






「五十嵐くん、どっちかな?」





と、何度か頼ったものの
五十嵐くんは適当に答えるし





もう一人の男の子は
彼女と回りたいからという
不純な理由で何処かへ言ってしまった







「まったく頼りにならないっ」




「まぁまぁ沙織ちゃん…」





少し怒る沙織ちゃんをなだめるも、
わたしも全く同感です…