「だってさ、水斗」 そう言って 隣の人にお菓子を渡す五十嵐くん あれ、今水斗って… じゃあ五十嵐くんの隣って… 「いらね」 姿は見えないけれど 短く答える声が聞こえた やっぱり水くんだったんだ 五十嵐くんと仲いいのちょっと忘れてた バスの隣になるくらい 仲良いんだ… 彼氏の仲良しな友達忘れるとか… わたしありえないなぁ でも水くんは わたしの仲良しな友達なんて 興味もないんだろうな そう思うとなんだか鼻がつんとした