結局、私たちが寝たのは、日付が変わった頃だったんだ。




お陰で、次の日は眠くて、つい寝てしまい先生に見つかってこっぴどく叱られたのは言うまでも無い。




でも、鈴に、槇や藺子もいて、三人が「私たちの省なんです」と言ってくれたお陰で、私は早めに解放されたんだけどね。




境本くんとは、あれからまた仲良くなって、お昼ご飯も毎日食べる仲になった。




私は、相変わらず女子からの軽蔑したような冷たい視線には気付かなかった。




境本くんといる時が、楽しくて、たまらなかった。