………え? 「私の魔法を…?」 おずおずと口に出すと、こくり、と鈴は頷いた。 そして鈴は両手を合わせて、お願いと催促してきた。 うーん…。 ど、どうしよう…。 ここは、失敗してでもやるべき? それに、鈴があんまり頼むから、断りにくいし………。 うーん…。 「…あのね、鈴」