驚きながら、おずおずと聞いてみる。




ま、まさかね。




聞き間違い…だよね?




その為の、確認。






しかし、謎の女性はのんびりとした口調でこう告げた。




「オマエニハ、マジョニナルケンリガアル」











う、そ………でしょ?




「“マジョ”…?」




手が、肩が、足が、背中が、ワナワナと震えだした。




だって、“マジョ”って……。




魔法という不思議な力を操り生活していると言われている、あの………



「…“魔女”の事?」




そう呟くと、それに反応して謎の女性は大きく頷いた。