あぁ...楽になりたい このフェンスを越えたら楽になれるかな? 田中君...さようなら 大好きでした きし... フェンスは少し錆びていて きしきし音がする 「(田中君は私のこと好きだった?)」 「(私はね、愛してたよ)」 「(少しの間だったけど、幸せをありがとう)」 そう、心の中でつぶやくと私は屋上から身を投げた