病弱女子とイケメンDoctor。2

陽菜「やぁっ…げほげほっ」



裕也「あぁぁぁ…泣かないの。すぐ終わるから…」



陽菜「やだやだっ…ごほごほっ」



裕也「わかったから落ち着こう。吸入しないから。」



俺は陽菜の背中をさすりながら声をかける。



陽菜「げほげほげほげほっ」



陽菜は俺の白衣を握って、苦しい、と目で訴える。



裕也「苦しいね。焦んないでゆっくり息して。」



そう声をかけ、しばらくすると陽菜の呼吸も整った。