王子な悪魔に愛されたい!





無事式も終わり、教室へ戻った私達。


「花奈〜おーい?戻ってこーい。」

「えへへへへ。うふふふふ……」


気の抜けた声で私を呼ぶ杏奈と
何も聞こえてない夢の中の私。


「だーめだこりゃ。」


杏奈はあきらめたみたい。

するとそこへ裕斗がやってきて、




スパコーーーーンッ!!





「いってええええええええ!」