いつも、傍にいてくれる。
いつも、私のことを気にかけてくれる。
私は一生、夢くんの元を離れない。
「梨聖ちゃんは、何か欲しいものある?」
夢くんが私の顔を見た。
私は見つめ返す。
そのさくらんぼ色の唇が、目に止まった。
「……スが欲しい」
私の声は、照れが入って掠れていた。
「え?」
夢くんは聞き返す。
「……あの、ね」
「うん」
私ははーっと大きく息を吐いて、もう一度言った。
「キスが、欲しい」
私は恥ずかしさでいっぱいで、ぎゅっと目を瞑った。
いつも、私のことを気にかけてくれる。
私は一生、夢くんの元を離れない。
「梨聖ちゃんは、何か欲しいものある?」
夢くんが私の顔を見た。
私は見つめ返す。
そのさくらんぼ色の唇が、目に止まった。
「……スが欲しい」
私の声は、照れが入って掠れていた。
「え?」
夢くんは聞き返す。
「……あの、ね」
「うん」
私ははーっと大きく息を吐いて、もう一度言った。
「キスが、欲しい」
私は恥ずかしさでいっぱいで、ぎゅっと目を瞑った。



