「玄関の掲示板に…っ」 『ちょ』 「兎に角来て!!」 詳しい話を聞けないまま、私は腕を真衣に引かれて玄関へと行くことに。 てか、先輩置いて行ってるし…っ!! 振り返ると先輩は呆然と立ち尽くしていた。 先輩を置いて玄関に着くなり、急いで靴を履き替えて中へ。 すると、掲示板の周りには人だかりが… 「あ、あの子じゃない?」 「信じられないよねー」 ヒソヒソ話と冷たい視線を浴びながらも、人を掻き分けて掲示板の前にたどり着いた。 『こ、これ…』 私は掲示板に貼ってある紙を見て愕然とした。