「っ、ん……っ」 どんどん深くなっていく甘いキスに、あたしの力は抜けていく。 ようやく離された時、もう顔は真っ赤だった。 「〜〜っ、なんだよもう……その顔可愛すぎだろっ」 壱哉の顔も少し赤らんでいて、あたしは笑いが漏れた。 フイッと顔を逸らされる。 「あ、あのさ壱哉……言い忘れてたことが、あるんだけど、」 「……何」 少しぶっきらぼうな声で短く返ってきた。 「遅くなってごめんね。誕生日おめでとう、壱哉」 「……はっ?」 驚いた顔であたしを見る壱哉。