「髪、サラサラだよな。それにすげーいい匂いする」 「壱哉の方がいい匂いするもん」 ていうか、触り方がっ……。 「キス……させて」 その言い方は、ズルい。 嫌なんて、言えないよ。 言うつもりもないけど。 「いい、よ……して下さい」 半ばヤケになりながらそう答えた。 そんなあたしに壱哉の手は優しく触れてくる。 そしてまた、手を絡められる。 「……目、閉じろよ」 「っっ、ごめ……んんっ」 言い終わらないうちに唇を壱哉の唇で塞がれた。 あ、そういえば……大事なこと言うの忘れてたっ!