「てか、今更反抗されても……な?」 いきなりそんな色っぽい声にならないで下さいっ! あたしは口をあわあわさせる。 熱っぽい目をしながら近づく壱哉。 あたしはギュッと目を閉じた。 「ふっ、バーカ」 「っ、へ?」 「キス、されるかと思った?」 その言葉にあたしの顔は真っ赤になった。 「そっ、そんなこと思ってない!」 慌てて否定するけどあたしの言葉を本当と思ってない壱哉は……。 「……ふーん?」 ニヤッと笑って絡めた手を離す。 あたしは、何をされるのか全く分からなかった。