「お、お願いします……っ」 顔を真っ赤にして伝えると、壱哉は可愛く笑ってあたしを抱きしめた。 あたしはその笑顔を見てピシ、と固まった。 なんだ今の笑顔はっ!! 子供の時のような可愛い笑顔に心臓がバクバクだ。 ドサッ 「……ん?」 視界がいきなり動いた。 「ふっ、油断してくれてどーも」 「んなっ……!」 企みが成功したかのようにニヤニヤと笑っている。 「にっ、ニヤニヤすんな!」 バシッ! 「いってぇ!」 なんかこの前も同じことしたよね。