大キライ、○○だけど!~クリスマス、君にプレゼント~






「ふふ」




つい口から笑みが漏れてしまった。





壱哉の照れた顔を見ると、ますます好きになってしまう。





「早く帰るぞ、なんでニヤけてんだよ」





ぽんっ、と頭の上に軽く手を置かれる。





「にっ、ニヤけてないもん!」




「はいはい」





慌てて否定するあたしに呆れたように返事を返す壱哉。





頬を集まる熱を感じながら歩き出した。




寒い日だって、壱哉といれば温かいね。





あたしは、胸の奥がキュンとして温かい気持ちになった。





そして感じた。







壱哉のことが好きなんだな、と。