大キライ、○○だけど!~クリスマス、君にプレゼント~






「俺が欲しいの、分かんない?」




優しく問いかけられるけど、分からない。





あたしは首を横に振った。





「この前も言ったつもりだけど、覚えてねぇの?」





この前……?





なんか言ったっけ?





や、やばい。





何も覚えてない。





「へー、覚えてないんだー」





「ご、ごめんなさい」




顔を見れない。






「はぁ、もういいや……俺が欲しいのは、」





あたしは顔を上げる。





「純夏の告白じゃなくて……」





ゴクリと唾を飲んだ。









「俺が欲しいのは純夏そのもの」