「お前すぐ風邪引くからだよ。お前が風邪引くのは耐えらんねぇし」 その言葉は……あたしを嬉しくさせてるよ? あたしのこと、大事に思ってくれてるんだ……なんて。 勘違いしちゃう。 「えへへ、じゃあ、代わりにこれあげる」 あたしが壱哉の手に握らせたのはカイロ。 まだまだあったかいよ。 「……サンキュ」 少し照れくさそうにそっぽを向いてそう言った壱哉。 その反応可愛いデス。 こっちまで照れてしまうじゃないか。 そんなことは言えないけれど。