大キライ、○○だけど!~クリスマス、君にプレゼント~





「あたしって、バカだなぁ……」




なんで、なんで。





壱哉の気持ちを尊重しなかったのだろう。




せっかく告白してくれたのに。





どうして肝心なことが言えないんだろう。




恥ずかしさなんて捨てればよかったのに。







外はザーザーと雨が降っている。






「……まるで、あたしたちみたい」





でも、そんな風にしたのはあたし。





あたしが悪い。






「謝らなきゃ……」





謝っても許してもらえないかもしれない。





でも、謝りたい。





勝手かもしれないけど、しっかりと想いを伝えたい。





あたしは意を決して部屋へ向かった。