大キライ、○○だけど!~クリスマス、君にプレゼント~






「まぁ、だよな」




「え?」





壱哉の納得したような声にピクリとあたしは反応する。




だよな、って……何が?





「お前が俺のこと嫌いなのはすげぇ分かってたけど」





そんなこと……。






「岡田からお前が俺のこと好きかもって聞いて、もしかしたらって期待した」





悲しげな声が聞こえる。




「でも本当にそれはただの期待にしか過ぎないよな。普段嫌いって言うお前が俺のこと好きなわけない」




「そんなっ……こと、ない!」





「あるだろっ!俺、お前の口から聞いたことねぇよ……好き、なんて言葉」





どんどん弱くなる壱哉の言葉。