大キライ、○○だけど!~クリスマス、君にプレゼント~






そして気づく。




壱哉の体がこんなにしっかりとしていたということ。





もう、小さかった時の壱哉じゃないんだ。





あたしを抱きしめる、力強い腕。





昔は甘い匂いだった壱哉の髪。





今は爽やかでいい匂い。








そしてあたしを包み込む、大きな体。





全てが好きになる。





今この瞬間も。





でも、でもね……。





今あたしも好きって返したくない。





せっかくだから驚かせたいよ。





大好きな壱哉を喜ばせてあげたいよ。





あたしからの告白で。





でも、どう返せばいいか分からない。






下手に返すと傷つけてしまう。