「はぁー、疲れたー!」
ご飯を食べ、お風呂に入ったあたしたちはソファーに座ってゆったりとしていた。
「歩くの疲れたな。近いと思ったら案外長かったし」
「そだね、でも、楽しかったし。たくさんの星も見れたからよかった」
テレビをつけると、この前と同じように天気予報が流れた。
「あ、また今日も雨だ……」
もー、クリスマスで最高なのに天気は最悪だなぁ。
「今日は雷鳴らないらしいから、停電はまぁ、ないだろうな」
「うん、それは大丈夫だと思うけど……」
そう答えながら、あたしの頭の中には1つの思い出いっぱいだった。