ていうか、付き合えるか分からないのに!
だけど、その後悔はもう遅すぎた。
しょうがない、壱哉もつけてくれてるし……いっか。
「よし、帰ろうぜ。もう暗いし」
「うん、今日はありがと。すっごく楽しかった」
デートもできて、嬉しいクリスマスイブだなぁ、なんて思ってしまい、ついつい頬が緩む。
抑えなきゃ……。
「そっか、俺も楽しかった」
壱哉の笑顔に自分の顔が赤くなるのを感じながら頷いた。
もう、可愛すぎだよ……。
そんなことを思いながら、あたしと壱哉は家への道を歩き出した。
夕暮れの空に浮かぶ月に照らされながら。

