大キライ、○○だけど!~クリスマス、君にプレゼント~






「そんなの知ってるっつの」




頬をブニブニと触ってきた。





「いたいっ!いたいって!」




あたしがそう言っているといきなり千聖が立ち上がった。





「ふふ、じゃねー、あたし帰るよ」





意味深な笑みを残して千聖は帰っていった。





……なんなのよ、もう。




ていうか、帰るの早い。





「ほら、帰るぞ。今から寒くなるし」




「はーい……」





あたしはカバンを持って立ち上がった。





「お前マフラーは?」




「え?あ、汚れちゃったから……」





さっき土に落としてしまったのだ。




せめて土じゃなければ使えたからよかったのに。