「むしろ暗いほうがいい。より星が映えるから」
そんな風に思うくらい、星が好き。
「星は、あたしを暗闇から助けてくれる2つの内の1つなんだ」
「2つの内の1つってことは、もうひとつあるのか?」
壱哉の問いかけにあたしは笑った。
「そうだよ!でも壱哉には秘密!」
言えるわけないよ。
……もうひとつは壱哉のことなんだから。
あたしが不安な時、いっつもそばにいてくれる。
守ってくれる、助けてくれる。
それがどんなに嬉しいか、壱哉には教えない。
「はぁ?教えろよー」
顎を持たれ、壱哉の方を向く。
その持ち方照れるじゃないですか。

