「それに体、冷えてる。震えてるし」 あはは、バレちゃうよね。 「ごめん……壱哉。メーワクかけちゃって」 「いいんだよ、俺には迷惑かけても」 抱きしめられるような状態にドキドキしながらもあたしは壱哉に体を預けた。 カチッ 「お、純夏電気ついたぞ」 その声にあたしは目を開けた。 「ほんとだ、よかった……」 あたしは壱哉の方を向いた。 「……!」 あともう少しで唇が触れてしまいそうな距離。 あたしは慌てて離れた。