大キライ、○○だけど!~クリスマス、君にプレゼント~






「嫌だ、見せない」




あたしは赤い顔を壱哉のブレザーで隠すようにうつむいた。




赤い顔がバレるくらいならくっついた方がマシだ。




「はぁ?」




何言ってんだよ、とでも言いたそうな声が聞こえた。





「……なんかさ」




「……っ、何」




「今日のお前、積極的だな」





いつもはこんなことしないのに、と付け加えられる。





あたしはバッと離れた。




そうだ、あたしはいつもこんなことしないのに。





心臓がバクバク言ってる。





「やっとこっち向いた。あれ、顔赤い?」




ビクッ!とあたしは反応した。





そして徐々にうつむいていく。