「まぁまぁ、落ち着けって。どんな時も可愛いから」 「……んなっ!」 よくもそんな恥ずかしいことをサラッと! 「あ、純夏照れてるー?かーわいー」 あたしの唇はワナワナと震える。 「からかうのはやめてよっ!」 言葉とは反対にあたしの顔は赤く染まる。 もうやだ、こんなことで照れるなんて。 頭の中が混乱する。 「……純夏、こっち」 「え?わっ……」 グイッと引っ張られ、壱哉の方に動くと、あたしの後ろを自転車が通っていった。