「あー、2学期も終わったねー」




「そだね、あっという間だったねぇ」





あたし、安藤純夏。




そしてあたしと今話しているのは親友の岡田千聖。





「ねね、本当に誕生日に告白するの?」




「うん、するよ」






「あたしがプレゼント、みたいな?」




ニヤニヤしながら問いかける千聖にあたしは頬を赤く染めた。






「そうじゃなくて……あたしの告白をプレゼントしてめでたく付き合、」



「それ、あんたの願望でしょ」




うぐっ……。




そうだよ、そうですよ!





今度はふくれっ面になったあたし。