なぜか笑われたけど……まぁ、いっか。




「樹里!お肉なくなるよー?颯はいいからこっちこっち!」





「あ、うん!」





その後あたしたちは、美味しく焼肉をいただいて、お風呂に入った。





そして、寝る時間。





あたしと大樹くんは、空き部屋まで布団を持って行こうとしていた。





「布団、出すか。空き部屋までだけど……樹里大丈夫?持てる?」





「へ?うん、だいじょう……ぶっ!?」





笑って大丈夫だと言おうとしたけど、言えなかった。





ツン、と足が毛布の端っこに引っかかる。





踏んでしまってるー!!