大好きな君と~ヒミツ、これからも~

何かあったら、あたしが助ける。





今度はあたしの番なんだ。




今まで支え、背負ってもらってた分、頑張らないといけない。





「本当にありがとう」





大樹くんはそう言って、また強く抱きしめる。




そして離れて一言。





「ご飯、俺と作ろっか」





「……うん！」





あたしたちは笑い合って、料理を始めた。





それから、パスタとサラダ以外にも、何品か作った。





「ただいまー！帰ってきたよー」





「あ、唯華！おかえり」





帰ってきた唯華にそう言って荷物をもらう。





「すご……いっぱい買ってきたね」





中にはたくさんのお菓子とか。