───────────────────────────────────…… そして、あっという間に時は過ぎ……。 とうとう、大樹くんと颯先輩の卒業式がやってきた。 颯先輩は無事合格でき、春から大樹くんと共に経済が専門の大学に行く。 「卒業生答辞、藤堂大樹」 「はい」 しっかりとした声が響く。 卒業生の答辞は、大樹くん。 大樹くんの心地よい声に、すらすらと出てくる言葉。 女子のみんながうっとりしている。 「……卒業生代表、藤堂大樹」 卒業式は、流れるように進んでいき……。