「樹里ちゃん、ありがとう!」 いきなりそう言われ、我に返った。 勢いに任せて、手を引いてしまってた。 「あ、いえいえ!あたしの方こそいきなりごめんね?」 パッと手を離すと、紗羅ちゃんはブンブンと首を振った。 「すっごく助かったよ……しつこいんだもん、あの人たち」 確かにしつこそうな感じだった……。 「樹里ちゃんどうしたの?最近ここら辺あんまり来ないのに」 「クリスマスのプレゼントを買いに来たの」 唯華と、大樹くんへの。 「そうなんだ〜、あたしもそろそろ買わなきゃなぁ……」