パーティーが終わり、数日が過ぎた。





季節は寒い冬。





もう防寒しないと外歩くのはきついレベルだ。





「そういえば、今年のクリスマスどうしようかなぁ……」





去年みたいに4人でパーティーってわけにもいかないし。




颯先輩は受験があるし。





「今年は大樹くんと2人かなぁ」





実は大樹くんは、もうすでに大学に行けるのです。





推薦で、合格したから。





結構偏差値高い大学なのに、大樹くんってば本当にすごい。







「じゅーり!」





「わっ、唯華!どしたの?」





唯華が後ろから来て、あたしの肩に手を置く。