「よし、あとは来るのを待つだけ!」 注文したあと、少し頬を緩めながら大樹くんの元へ行く。 「やけに嬉しそうだな?何頼んだの?」 「え?来るまで秘密!」 そう言って笑うと、大樹くんは甘い微笑みを見せた。 それから数分後。 頼んだものが運ばれてきた。 「……これは、食材?」 運ばれてきたものを見て、大樹くんが驚いた表情をする。 「うん、メニューに書いてあったの」 ここのホテルは、自分で作れるらしい。