「いいんじゃない?他の4人が良ければだけど」
「ホント!?じゃあ早速返事……」
そう言いながら自分の部屋に戻ろうとすると、腕をグイッと引かれた。
「ここで電話していいよ、まだ何か聞きたいことあるかもしれないし」
それもそうか。
あたしは頷き大樹くんの部屋に入った。
大樹くんの実家の部屋とあまり変わらないシンプルな部屋。
大樹くんに促されてベッドに腰掛ける。
そして唯華に電話をかける。
『もしもし、樹里?どうだった?』
「うん、オッケーだよ!ゴールデンウイークのいつにする?」
『んー、2日目ぐらい?色々準備とかあると思うし』

