「じゃあ今度は、樹里が支える番ね」 「……へ?」 「だって、去年は大樹先輩に支えられてたんでしょ?だったら、次は樹里の番」 あたしが支える番なのは、知ってる。 そう決意した。 だけど、どう支えればいいのか分からない。 あたしなんかが、支えられるのかも分からない。 ……こんなマイナスな気持ちいらないのに。 「でも、樹里だけが支えるのはキツイと思う。大樹先輩の事情によってはね」 樹里だって、抱えてることがあるんだから、と優しい声音で言われる。