「あぁっ、ごめん!いきなり嫌だよね!」 「お、お願いしますっ!円香って……呼んで、」 「ホントっ?じゃあ円香ちゃん!あたしのことも下の名前で呼んで?」 笑って言うと、彼女はホッとした表情になる。 「じゃあ、樹里ちゃん。あの、買い出し付き合ってくれて、本当にありがとう」 「いえいえ、手伝えて嬉しかったよ」 それに、少し仲良くなれた気がする。 「あたし、人と関わるのが苦手で……少しでも直したいんだけど直せなくて……」 円香ちゃんは少しうつむく。