「今日はご飯何にしようかなー」 そんなことを考えながら昇降口へ向かう。 とそこで、この学校で1番年配の先生を見つけた。 なんか重そうなのたくさん持ってるなぁ……。 「先生、それあたしも手伝いますよ」 今にもよろけそうで、見ていられなかった。 「あらぁ、確か中谷さんだっけ?ありがとう、助かるわ〜」 あたしは、教材らしきノートの束を受け取る。 うわ、見かけによらず重すぎる! これを1人で持つなんて……誰かに頼めばよかったのに。