「よーし、学校終わったし……帰ろっ」 「りょーかい、また今日もあっという間だったね……」 確かに、1日が過ぎるスピードが早い。 「まだ一緒に同じ学校で過ごしたいね」 「そうね、でも、仕方ないよなぁ〜。ま、あたしたちも卒業するし!」 ニッと唯華が笑う。 「それもそうだね!それにまずは今度あるパーティーのこと気にしなきゃ……」 「うあー、だったね……お互い頑張ろ」 あたしは唯華に別れを告げ、教室から出た。