大好きな君と~ヒミツ、これからも~






ていうか、意外に大樹くん悪いんですね。





あたしはふふっ、と笑ってしまった。





いつもの大樹くんからは想像できない。





また新しい大樹くんを知れた気がする。





こういう些細なことが嬉しい。





「お、咲希たちも2つ見つけたって!颯たちは3つ」





えええ、早っ!





「あたしたちも頑張ろ!早くゴールしたいね」






「だな、よし。2つ目、すぐそこだから早く行こう」





大樹くんの言葉にあたしは頷いて誘導した。