そして、次の日。 とうとう、お祭りの日がやってきた。 唯華の家で、浴衣を着て髪型を整えたりと、お祭りに行く準備をしていた。 「浴衣……これで大丈夫かなぁ?」 一目惚れして買ったやつだけど……似合ってるかな? 「バッチリバッチリ!あたしは?どう?」 唯華は似合ってるよ。 うん、当たり前だけどね! あたしはにっこりと笑って大きく頷いた。 「なら良かった……不安だったのよね、この浴衣」 すごく真剣に悩んでたもんね、唯華。