大好きな君と~ヒミツ、これからも~






大樹くんの部屋にお湯を汲んで持って行き、食べ終わっていた皿を持って下に降りたあたしは片付けをした。




「よし、この辺でいいかな……」





大樹くんのところに行って冷えピタ貼らないと。





あと、体温計持っていって……。





そんなことを考えながら大樹くんの部屋に入ると、大樹くんはまた眠っていた。





今度はぐっすり寝てるなぁ……。





起きないようにそっと貼っていた冷えピタを剥がす。




うわ、すごくぬるくなってる。




それだけ熱があるんだ……。





これだと、新しいのはすごく冷たく感じるかもなぁ。





どうか起きませんように……。





そう願いながら貼る。