大好きな君と~ヒミツ、これからも~






「お断りします。つか彼女に触んな」





「なっ……あ、おいっ!カズヤ!?」





大樹くんが1人をベンチに寝かせていた。




え、気絶してる?





「テメェ、何してんだよ!」





「何って、腕ひねって一発腹に入れただけですけど?」






なんか、すごいよ大樹くん!!




音聞こえなかったよ?





「彼女に触れたら許さないからな」





少し口調が荒ぶる大樹くんだけど、カッコいいのに変わりはない。





あたしはポカンとして座っているだけだった。







「な、なんだよ……クソ!」






負け台詞を吐いて気絶させられた男の人を連れて足早に逃げていった男の人。