そんな、ずっと想い続けていた三浦先輩が卒業しちゃうなんて。。。

それから私はまるで魂が抜けたような毎日を過ごしていた。

「はぁ〜どっかに三浦先輩を忘れてくれるようないいひといないかな〜」

ひとりごとのように願望を口にした。
すると結菜は、まるでなにかをひらめいたかのように

「あっ!!!!ちょっと!胡桃!!!」

いきなり大声を出したので、私はびっくりした。
でも普段あんなに冷静な結菜が大声出すなんて、よっぽどのひらめきが…‼︎


その後すぐに結菜のひらめきを聞き続けた。