好きでした。

「キャッ」


知らない女子とぶつかった。


名札から見たら2年生だと思われる。


「す、すみません…」


と言うと彼女は友達の所へと戻っていった。


─···返事をするべきだっただろうか。


まあ、いいか。


僕も和人と一緒に席についた。