Heart Delivery




次の日


「……あ」



ポストに、一冊の白い日記

昨日のやつだ……





恐る恐る、

その日記を開ける



『綾。
綾は、元気なの?俺めっちゃ心配

綾は俺のことだいすきだもんね』


いつもの、俺キャラだ……

「……うるさいょ……」

『綾、死にたいなんて思ったらだめだよ

俺だって、病気になって、怖かったんだ

早く、死んでしまえば楽になるんじゃないかって思うこともあったよ』


そんなこと、思ってたんだ

辛いもんね
ほんとに、
近くにいたけど、
その痛みは分かち合えなくて
私には、わからない



『でもね綾がいて、ほんとによかった

綾がいなかったら俺、自分で命絶ってたかもしれない。

だから、死にたいなんて思わないで

俺のためにも、綾のためにも』


そうだね、昌太郎。。

私、バカだった