Heart Delivery




「こちらです」



と、渡されたのは一冊の……

「日記……??」


昌太郎が、持ってたのと同じ日記



開けると、なにも書いていない


「これを、どうしろと」


するとそのHeart Deliveryの人?は

「こちら、昌太郎様が、自分が死んだら49日間交換日記をとのことで承っておりました。

もちろん、昌太郎様自身は、生身ではありません

私たちは昌太郎様の魂にこちらの日記をお送りします

綾様は毎日毎日、私たちがポストに入れたものにまた日記を書き、

自分のポストにいれておいてください」



そう言うと、さっさと帰って行った