この気持ち…あぁあたし 恋したんだ…。 この気持ちが“恋”なんだ…。 黒埼玲のこと好きになったんだ… 初めてでわかんないけど絶対これはきっと“恋”なんだぁ。 嬉しさと恥ずかしさとピンク色の恋… いや…初恋。 行かなきゃっ! 『亜稀っ!!あたしお礼言ってないんだぁ。だから今すぐしてくるっ!!』 鈴花は涙を拭いて走り出した。